塩釜口｜一度食べたらクセになる！濃厚な魚介豚骨つけ麺がうまい路地裏の隠れ家的ラーメン専門店

常連客に人気な裏メニュー「パンチでつけ麺」がとんでもなく旨い！「麺屋 四十（しん）」

島田橋の裏通りにある隠れ家的なお店

今回紹介する「麺屋 四十（しん）」さんが位置するのは、天白区の島田橋。国道51号線と国道221号線の交差点の近く、1本裏手に入った場所にあります。

駐車場はギリギリ2台分。この立地ゆえに少し隠れ家的な佇まいが印象的です。

お店の中はカウンターが1列。1席ごとにゆとりのあるスペース。店の中に施されたパンチのあるペイントが面白いです。

食券制なので、券売機でメニューを注文しましょう！メニューがたくさんあるので、悩む場合は人気No.1のつけ麺がオススメ。また後ほど詳しくご紹介しますが、裏メニューを頼む場合は、券を買う前に店主さんに話してみてくださいね。

丁寧に作り上げられたこだわりの1杯

まず「麺屋 四十」さんの看板メニューとなるのが、つけ麺。最大の特徴はこだわりのWスープ。豚頭と拳骨を20時間炊いたスープと、9時間炊いた鶏のスープを組み合わせています。

このバランスが絶妙で、濃厚さとまったり感を両立。ほどよい酸味がアクセントになり、心地よく麺を食べ進められるのがポイントです。

麺は中太麺。口に入れると、まず最初にスープのこってり感が押し寄せ、次に麺の小麦の香りや麺本来の甘みが余韻として残ります。これは「麺屋 四十」さんだからこその1杯。

つけ麺の現在のトレンドは超濃厚なスープ。なので場合によっては麺の存在感がスープに消されてしまうタイプのものが多いですが、「麺屋 四十」さんのつけ麺は、あくまでスープと麺がダブル主役になっています。

痺れる旨さがたまらない！「パンチでつけ麺」をいざ！

「麺屋 四十」さんのつけ麺が大好きで、何度も通っているうちにメニュー表の中に面白いものを見つけました！

なんと、券売機では買えない裏メニューがあるらしい、ということで最近訪れた時に卓上のメニュー表裏に記載されていた「パンチでつけ麺」を注文してみました。

これが先ほど紹介したつけ麺とまったく違う味わいで驚き！ほかのお店では味わえないような、唯一無二の1杯でした。

着丼時、ラー油とにんにくの香りが鼻孔をくすぐり、B級グルメ感満載。スープが少し黒いのはたまり醤油が入っているからでしょうか。

それでは恐る恐る実食。

最初は濃厚なスープの旨味を感じ、やはりベースを少しアレンジしただけか〜と思いきや、すぐさま醤油の濃い塩加減と、にんにく・ラー油の痺れる旨味が舌の上を走っていきます。

二郎系のワシワシ麺を彷彿とさせる平打ちの太麺もジャンキーさをプラスしてくれ、まったく違う印象の1杯になっていたのです。しかし、尖っていてもしっかりバランスは考えられている。スープの繊細な旨味を損わないように、絶妙にアレンジされています。

〆の楽しみ。スープ割りか雑炊か

麺を食べた後も、+アルファの楽しみがあるのも、つけ麺のポイント！「麺屋 四十」さんではスープ割りか雑炊を選択できます。雑炊については、ランチタイム（11:00〜14:00）に限り無料です。

スープ割りについては、つけ麺のスープに感じられた”滋味”の部分が際立ち、心地よく飲み進めれます。酸味のアクセントで最後までさっぱり。まるで、つけ麺版の蕎麦湯です。

一方で雑炊も外せません！特に「パンチでつけ麺」のあとの雑炊が最高です。ラーメンのスープで割って〆にするため、よりクリーミーさが増します。これが主張の強い醤油・にんにく・ラー油軍団と、実にいい塩梅。

これほど罪悪感なくラー油のスープを飲めるのは稀でしょう！そのスープが染みたご飯も本当に美味しいんです。

飽くなき追求が楽しめる実力店

今回は、天白区の島田橋にある”つけ麺の隠れ実力店”を紹介してみました。

有名店でも1つのスープで勝負することの多いつけ麺。しかし「麺屋 四十」さんは、完成度の高い複数のスープを駆使し、様々なタイプのつけ麺を提供してくれます。

その探究心は今でも健在！裏メニューという形で、新たな1杯が生まれているのです。つけ麺好きは満足すること間違いなしなので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？

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