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名古屋で巡るレトロな純喫茶 vol.20「電話ボックス」と「ウインナーコーヒー」
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名古屋には多くの喫茶店がありますが、歴史が深いゆえに昔ながらの営業形態で切り盛りしているお店が多く、自店でSNS運用しているお店はさほど多くありません。
しかし、今回ご紹介するお店は、昭和38年創業という歴史の深さがありながら、SNSでの発信も積極的に行っているお店です。
このお店の看板商品は、カップの上に高くそびえるホイップが特徴のウィンナーコーヒー。
実はこれまで、有名すぎるこの看板商品を飲んだことがなかったので、先日再訪した際に満を持していただいてきました。
目次
懐かしいアイテムがいっぱい!ホイップたっぷりのウインナーコーヒーが人気の喫茶店「タナカ 御成店」
レトロな雰囲気とSNS映えするコーヒーが自慢!大好きな喫茶店を久しぶりに再訪
この日友人とともに訪れたのは、北区御成通にある「タナカ 御成店」さん。
同店の創業は昭和38年と古く、同店の近くにある人気の喫茶店「カフェ タナカ」さんの系列店としてオープンしました。しかし、現在では「カフェ タナカ」さんとは違う方向性の営業をしており、SNSで時折見かけるホイップたっぷりのコーヒーを看板商品とした純喫茶として営業しています。
お店の前にはカップと同じくらい高くそびえるホイップクリームが乗った、看板商品の「ウインナーコーヒー」の食品サンプルが置かれていました。
過去に同店を利用したことはあるのですが、そのときは別のドリンクをいただいたため、実はまだこの看板商品をいただいたことがなかったんです。今回はこちらを目当てに、久しぶりに足を運んでみました。
前回訪問時の記事は、こちらからご覧ください。
懐かしいアイテムがいっぱい!昭和世代がワクワクするレトロな店内
およそ3年ぶりの再訪となりましたが、お店の雰囲気は以前とまったく変わっていませんでした。レンガ調の壁やアーチ、ノスタルジックなデザインのチェアやテーブルもそのままです。
店主とはSNSでつながっているため、足を運べずにいる間もなんとなく近況を投稿から確認していたのですが、3年ぶりに足を運んだにも関わらず初訪問時のことを覚えていてくれて感激!
こういう嬉しい出来事があると、今後も繰り返し通いたいと思ってしまいますよね♪
同店の内観で特に目立つのは、レトロな街灯風の照明とフロアの中央にある電話ボックス。
令和の現在では公衆電話すらほとんど見かけることはなくなりましたが、こちらのお店では電話ボックス本体も公衆電話もいまだ現役だというから驚きです!
昭和後期~平成初期のころは公衆電話利用時に使えるテレフォンカードなんてものがありましたが、きっと今の若年層には馴染みはないんだろうな…なんて思いながら、電話ボックスの中をまじまじと見学。
各家庭や会社、お店などの電話番号が掲載されているタウンページも、携帯電話の利用が主流となった現在ではフリーペーパー並みの薄さに。
小さい頃におばあちゃんが、当時は分厚かったタウンページを2~3冊まとめて漬物石のように使っていたことを思いだし、こういう時代の変化がちょっぴり寂しく感じました。
テーブルに戻りそこで目にしたのは、これまた懐かしいデザインの呼び鈴。本来の用途はバスの停車合図用なのですが、ここではユニークな呼び鈴として使われています。
ボタンを押すとひらがなで「とまります」と表示されるのですが、ここで押しても文字が表示されるのでしょうか(笑)?
このボタンを押す間もなくお店の方がオーダーを取りに来てくれたため試してはいませんが、明るく光る「とまります」の文字を見てみたいものです。
ふたつ並べれば圧巻のインパクト!ホイップたっぷりのウインナーコーヒー
●ウインナーコーヒー 550円(税込)
待つこと10分ほど。私たちのテーブルに、オーダーした「ウインナーコーヒー」がやってきました。
ボリュームたっぷりのホイップクリームは、1杯でもかなり迫力のある絵面となるのに、2人分並べれば当然そのインパクトはもちろん倍増します。
ホイップクリームはくどくなく、たっぷりトッピングされていてもあきずに食べられます。
ネルドリップしたビターなコーヒーの味と相まって、ほろ苦くクリーミーな至福の1杯を楽しむことができました♪
美味しいコーヒーをご自宅でも!店頭でコーヒー豆も購入できる
店内でコーヒーを楽しめるだけでなく、コーヒー豆の販売も行っている同店。お店でコーヒーを楽しんで気に入ったら、豆を購入してご自宅でも「タナカ 御成店」さんの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
この記事を読んで同店に興味を持ったという方は、ぜひ現地へ足を運んでみてくださいね!
INFORMATION
店名:
タナカ 御成店
住所:
愛知県名古屋市北区御成通4丁目24
電話番号:
052-914-5637
営業時間:
6:30〜6:00
定休日:
土曜日
一人当たりの予算:
〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。