浄心|味の組み合わせに驚きの連続!タイカルチャー全般を楽しめるタイカレー食堂

浄心|味の組み合わせに驚きの連続!タイカルチャー全般を楽しめるタイカレー食堂

今回は、名古屋の“タイカレーの代表格”と言える、人気のお店をご紹介。

タイ在住歴6年半の知見を活かしてつくるカレー。まるで本場に行ったかのような気分になれるかも。

カレーだけでなくタイカルチャー全般を楽しむ場所として最適!最寄り駅は馴染みがない方でも、かなり駅チカなのでぜひ。

タイカレーを食べるならココ!夫婦で営むタイカレー食堂「YANGGAO(ヤンガオ)」

前職の転勤がきっかけでタイへ

村松夫妻が営むタイカレー食堂「YANGGAO(ヤンガオ)」さん。

地下鉄鶴舞線・浄心駅からすぐの場所にあります。足元の看板を頼りに3階までどうぞ。

旦那様・MOOLA(ムラ)さんが、前職の転勤を機に2010年から6年半タイに在住。さまざまな種類のカレーがあることに衝撃を受けてオリジナルでカレーペーストをつくるほど、カレーの虜に。食材を足したり引いたりと、組み合わせていくスタイルにご自身の趣味であるDJやデザインをする時の思考回路と似たものを感じたそう。2017年に帰国し、お店を構えることに。

 

レコードから流れる音楽に耳を傾けて

入店したらまず、レコードでプレイされている古いタイの音楽に耳を傾けてみてください。MOOLAさんが10代のころから集めているレコードが、レジ前にずらりと並んでいます。保管場所はほかにもあるんだとか!?

1982年生まれのMOOLAさんが学生のころの情報源といえば“雑誌”。ファッション雑誌ASAYANの『LAST ORGY 3』や、マガジンハウスの『RELAX』は、紙面構成を覚えてしまうくらい影響を受けたそうです。音楽、アート、ファッションへの偏愛は長期にわたります。

現地では、趣味(主に音楽)の合う人や、日本で経験してきたことを面白いと思ってくれる人と出会い、風貌から「DJやっているでしょ」と声をかけられることもあったそう!

人それぞれ趣味嗜好が全身に現れている、ということなのでしょうか…。風貌だけでわかるってすごい。

 

黄色を基調としたポップな店内

店内には4名掛けのテーブル席が2つと、L字を描くようにしてカウンター席が設けられています。

黄色を基調としたウッディな空間。落ち着く雰囲気でありながらも、カラフルポップなアイテムの数々にワクワクします!

 

おすすめドリンクはコレ

●手前:バタフライピーティー/アイス 500円(税込)
●奥:タイティー/アイス 470円(税込)

バタフライピーティーはタイで親しまれているハーブの一種。あまり馴染みのない、独特なカラーに惹かれます。

さらっと飲めて後味は想像以上にスッキリ!グラスの底に沈殿している自家製はちみつレモン漬けによるほのかな甘みがアクセントに。“花”を連想する1杯でした。

タイティーは屋台の味をそのまま再現した1杯

 

甘さと辛さを同時に楽しめる「エビとタケノコのクアカレー」

同店は、全てのカレーにタイ米の中でも高級米といわれるジャスミンライスを使用。150グラム(S)、200グラム(M)、250グラム(L)と、量を選ぶことが可能です。

 

●エビとタケノコのクアカレー(ジャスミンライス150g)/ゆで卵(トッピング)付き 970円(税込)

視覚だけですでに美味しい…。

こちらタイ北部発祥のタイカレー。辛さレベルは3。同店のカレーの中では平均的な辛さです。

「お、甘い!」と思った0.5秒後には辛さがカーーーッときます。ひと口ごとに、ボクシングでいう、ジャブとストレートがほぼ同時にくる感じ。今までに味わったことがない甘さと辛さの組み合わせ。

そしてルーの濃厚さに驚きました。特にエビのコク!!いや〜、これはすごい。語彙力を失ってしまうほど、本当においしかったです。同店のカレーで1番好きなカレーになりました。

ゆで卵は最後の方にとっておくことをおすすめします。

 

辛いのが得意でない方は「マッサマンカレー」を

●マッサマンカレー(ジャスミンライス150g)/ゆで卵(トッピング)付き 970円(税込)

表面に浮かび上がる油に喉がごくり。

こちら、タイ南部発祥のタイカレー。辛さレベルは1.5。同店のカレーの中では辛さが1番控えめ。

ココナッツミルク、ピーナッツ、シナモンによる甘さをしっかりと感じる1皿。

主役は骨から簡単にお肉を外せる骨付きチキン。この子、ホロッホロで美味しいですよ。

マイルドでルーだけでも食べることができちゃう。別々でもルーとライス一緒でも。食べやすいそれぞれの楽しみ方でどうぞ!

 

オリジナルグッズを、お土産にいかが

店内中央は、オリジナルグッズの宝庫。

MOOLAさん自身、ライブ会場や、遠くのお店に足を運んだときに“お土産”としてグッズを購入することが好きな方で、開業時からグッズをつくっているそう。来店記念にいかがでしょう。

INFORMATION

店名:

YANGGAO(ヤンガオ)

住所:

愛知県名古屋市西区花の木3丁目13−23 クレスト浄心 303

電話番号:

070-4469-6412

営業時間:

昼の部 11:30-15:00(L.O14:30)
夜の部 金曜日不定期営業 18:00-21:00(L.O20:30)

詳しくは、公式Instagramのハイライト「BUSINESS」をご確認ください

定休日:

日曜、月曜、臨時休業あり

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。