高岳|大正時代にタイムスリップ!紅茶好きにおすすめしたい隠れ家的カフェ

高岳|大正時代にタイムスリップ!紅茶好きにおすすめしたい隠れ家的カフェ

名古屋に“文化のみち”と呼ばれるエリアがあることをご存知ですか?
名古屋の地を大きく発展させた歴史的な遺産の宝庫として名古屋城から徳川園に至るエリアは、通称“文化のみち”と呼ばれています。

今回ご紹介するのは、そんな歴史的情緒漂う文化のみちエリアに佇むレトロな洋館。
大正末期から昭和初期に建てられた美しい洋館の中で優雅なティータイムが過ごせるんですよ。

大正時代にタイムスリップ!庭付きの邸宅で過ごす麗しのティータイム「SHUMOKU CAFE(シュモク カフェ)」

大正末期から昭和初期に建てられた美しき洋館

お店があるのは、地下鉄桜通線 高岳駅から徒歩10分ほどのところにある「文化のみち撞木館(しゅもくかん)」

実はこちらの建物、大正末期から昭和初期に輸出陶磁器商・井元為三郎によって建てられた邸宅なんです。

当人が生きた時代を感じられる歴史的建造物。外観からも凛と美しい雰囲気が漂います。

入り口右手には受付があり、ここで入館料を支払うと撞木館の見学ができます。そして、入り口左手に今回ご紹介する「SHUMOKU CAFE」さんがあります。

カフェスペースの利用は無料なので、カフェ利用のみの場合は受付の方にその旨をお伝えすると案内していただけますよ。

 

初夏の香りを感じる、儚く美しい店内

実はこれまでも何度も足を運んでいるお店なのですが、個人的なお気に入りポイントは、この店内の雰囲気。

1〜2名客がゆったりできる席が10席ちょっと。

空間的にはそれほど広くはないのですが、壁際に大きな窓がついていることで開放感もあり、初夏のような瑞々しく儚げな雰囲気が漂います。

テラス席もあり、天気の良い日には撞木館のお庭を眺めながら過ごすこともできますよ。季節の移ろいによってお庭の景色も変わってゆくので、何度来ても楽しめそうですね。

室内からテラス席へ繋がるドアの真上には大正末期当時のステンドグラスが。

歴史的な建物だからこそ感じられる風合いというのでしょうか。意図して作られたものでないノスタルジックな空間がとてもお気に入りです。

訪れた際にはぜひ店内の様子も注目してみてくださいね。

 

お庭を眺めながら、優雅なティータイム!

●パンケーキセット(シングル) 1,000円(税込)
●紅茶のクリームソーダ +200円(税込)
※選べるドリンクの中からオプションで注文。

こちらのお店ではこだわりの紅茶を使ったドリンクや、紅茶に合うスイーツが楽しめます。

中でもイチオシなのがドーナツのような見た目をしたまんまるパンケーキ!

パンケーキセットはシングルorダブルから選べ、セットドリンクはティーメニューが豊富!紅茶好きの方には嬉しいラインナップです。

+200円でフロート系のドリンクも注文できるので、今回はシングルパンケーキに合わせて「紅茶のクリームソーダ」を注文しました。

 

唯一無二!ほどよい弾力が魅力のパンケーキ

「SHUMOKU CAFE」さんを訪れたらまず食べて欲しいのが、こちらのパンケーキ。一見ドーナツのように見えますが穴はなく、中央の溝にはバターが浸っています。

温かいパンケーキにバターがジュワッと染み込んでいく様子がなんとも美味しそう!

メープルシロップも付いているので、甘党さんはぜひかけて召し上がれ。

「SHUMOKU CAFE」さんのパンケーキは、どのお店とも似つかない唯一無二の食感

できたてはもっちりふわふわとした食感。少し冷めるとより弾力が増し、カヌレのようなもっちり食感に。時間が経つにつれて食感が変化していくのが面白いです。

メープルシロップの芳醇な甘さとパンケーキの優しい風味が口いっぱいに広がって、思わず目を閉じる美味しさ!

訪れたみなさんにも、ぜひ一度味わってみて欲しいです。

 

混ぜて味わう、紅茶のクリームソーダ

紅茶好きさんに特におすすめしたいのが、こちらのクリームソーダ。

クリームソーダというとブルーハワイやメロンなどが定番ですが、「SHUOKU CAFE」さんでは紅茶味のクリームソーダが楽しめます。

自家製の茶葉香るティーソースに丸みのある炭酸水を合わせた1杯。

てっぺんには「ぼのむどぅねーじゅ」さんのジェラートがのっています。

底に溜まったティーシロップをよくかき混ぜてゴクリ!

紅茶の濃厚な味わいとシュワシュワと弾ける炭酸がいい相性です。

ジェラートは甘さが控えめでとてもなめらか。ミルク感はしっかりあるもののクドさが一切なくミルキーな味わいなので、ドリンクと混ぜ合わせて飲むとミルクティーのような味わいも楽しめます。

ジェラートも大きめで1杯でかなりの満足感!パンケーキと合わせて食べてもまた美味しいです。

 

まったりティータイムのあとは、プチ観光も!

「SHUMOKU CAFE」さんでティータイムを過ごした後は、ぜひ撞木館も見学してみてください!

趣のある邸宅の様子はもちろんのこと、当時使われていた家電や文化のみちのこれまでがわかる歴史年表など、ここでしか見られない貴重な資料も見られますよ。

入館料も200円とお安いので、お散歩ついでにプチ観光するのもおすすめです◎

みなさんも「SHUMOKU CAFE」さんで、歴史を感じるノスタルジックなティータイムを過ごしてみてください。

INFORMATION

店名:

SHUMOKU CAFE(シュモクカフェ)

住所:

愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18「文化のみち撞木館」洋館1階(旧応接室)

電話番号:

080-2137-8449

営業時間:

10:30〜17:00(L.O.16:30)

定休日:

月曜日
※月曜が祝日の場合は翌平日が休み

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
Oyu.

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エディター賞 2021

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365日食べもののことを考えて生きている食欲旺盛なライターです。好きな言葉は「大盛り無料」。名古屋の美味しいグルメ情報を、わかりやすく楽しくお伝えしていきます。