大須観音|「潰す」が大正解?話題のスマッシュバーガーに出会えるアメリカンダイナー
「スマッシュバーガー」という名前を聞く機会が増えてきた昨今。
正直なところ、その正体は何がなんだかわかっていませんでした。「薄いパティのハンバーガー?」くらいの認識。
ところが実際に食べてみると、そのイメージはいい意味で裏切られました。
熱々の鉄板でパティをぎゅっと押し潰して焼くことで生まれる、香ばしい焼き目とカリッとした食感。
その後から肉の旨みがじわっと広がってきて、「なるほど、これがスマッシュバーガーか!」と思わず感動してしまったほど。
そんな新感覚のバーガーを楽しめるのが、大須にある「THE BULLITT STAND(ザ ブリット スタンド)」さん。"流行っているから"だけでは終わらない美味しさがありました。
"潰す"ことで完成するスマッシュバーガー「THE BULLITT STAND(ザ ブリット スタンド)」
「スマッシュバーガー」って、普通のハンバーガーと何が違うの?

最近よく耳にする「スマッシュバーガー」。名前は知っていても、「普通のハンバーガーと何が違うんだろう?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は私もそのひとりでした。
調べてみると、ハンバーガーには欠かせないパティを熱々の鉄板へ置き、専用のプレスで押しつぶしながら焼くスタイルのこと。その名の通り“スマッシュ(押し潰す)”することで、表面には香ばしい焼き目が付き、カリッとした食感が生まれるそうです。
アメリカでは昔からあったスタイルで、ここ最近日本でも専門店が増えているのだとか。私が子どもだったころのハンバーガーといえば、マクドナルドのハンバーガーでしたよ。スマッシュされてないけど薄めのパティで(笑)。100円とかで食べられた気がする……。と、昔話はこれくらいにしておきます。
ということで、本日はスマッシュバーガー!
期待に胸膨らませ大須で評判の「THE BULLITT STAND」さんへ向かいました。
大須で見つけた、アメリカの日常が流れるダイナー
地下鉄大須観音駅から歩いてすぐの場所にある「THE BULLITT STAND」さん。店内へ一歩入ると、まさにアメリカンな空気が流れています。

カウンター席と2人がけテーブル席1つのコンパクトな空間ですが、肩肘張らずに立ち寄れる気軽さと心地よさが魅力です。

朝はパンケーキやオムレツなどが楽しめるモーニング、昼からはハンバーガーを中心としたグランドメニューへ切り替わるスタイル。
そして、東京の人気バーガーショップで経験を積んだ店主と聞けば、期待しないわけがありません。
まず食べたいのは、お店の看板メニュー「The Smash」

看板メニューはスマッシュバーガー。それ以外にも、期間限定のハンバーガーだったり、サンドイッチやジャンバラヤ、チキンオーバーライスなど、思わず目移りしてしまうラインアップです。
定番を味わうか、限定を選ぶか、はたまたハンバーガー以外に挑戦してみるのか。もちろん、今回は王道の「The Smash」は外せません。そして期間限定の「Hickory Cheese Burger」も気になる。
「初めてなら看板メニュー一択…!」と言いたいところですが、限定という言葉にはどうしても弱い。結局、「The Smash(Classic)」と期間限定の「Hickory Cheese Burger」をどちらもお願いすることに。
“潰す”からこそ生まれる、この香ばしさ

スマッシュバーガーの一番の見どころは、やっぱり調理シーン。「THE BULLITT STAND」さんはカウンターの目の前がキッチンなので調理シーンも見れちゃいますよ!
まず、丸く成形したパティを熱々の鉄板へのせると、専用のプレスで一気にぎゅっと押し潰します。「えっ、そんなに潰しちゃうの!?」と思わず見入ってしまうほど豪快ですが、この工程こそがスマッシュバーガーの美味しさを決める大切なポイントなのだそう。

鉄板との接地面が広がることで、表面には香ばしい焼き色がつき、カリッとした食感が生まれます。
シンプルな調理だからこそ、焼き加減やタイミングはまさに職人技。焼き上がりを待っている時間まで、ついワクワクしてしまいました。
カリカリなのにジューシー。このギャップがクセになる!
●「The Smash」のClassic /with French Fries 1,600円(税込)

待ってました!スマッシュバーガー!
普段はお酒ばっかり飲んでいますが、この日は迷わずコーラ。ハンバーガーの日だけは、これが正解な気がします。
●Coca Cola 500円(税込)


出来立てを頬張ると、まず感じるのはパティの香ばしさ。表面は驚くほどカリッとしているのに、中には牛肉の旨みがしっかり閉じ込められています。
正直、スマッシュバーガーは「パティが薄い分、ボリュームも軽いのかな」と思っていましたが、そのイメージはひと口で覆されました。2枚重ねのパティは薄めながらもしっかりとした食べ応え!それなのに、不思議と重たさはなく、最後まで軽やか。
ふんわりとしたバンズに、チェダーチーズのコク、シャキッとしたオニオン、ピクルスの酸味、パンチのあるオリジナルソースが重なり、素材の良さが際立ちます。
いやはや、これはたまりません。食べている最中なのに、すでに「また食べたい」が頭をよぎります。
バンズとパティ、そしてシンプルな具材にソースの絶妙なバランス。派手な具材は入っていないのに、なぜかパンチもあり食べ終わりが名残惜しくなってしまう。「THE BULLITT STAND」さんのスマッシュバーガー、これはクセになります。
偶然の出会いから生まれた限定ハンバーガー
●「Hickory Cheese Burger」/with French Fries1,400円(税込)


もうひとつのハンバーガーは、期間限定の「Hickory Cheese Burger」。
1947年創業、ロサンゼルスの老舗バーガーショップ「The Apple Pan」のハンバーガーをオマージュした一品なのだそう。
こちらはスマッシュしていないパティを使用。シャキシャキのレタスもたっぷり入っています。決め手となるヒッコリーソースは、スモーキーな香りが広がる甘めの自家製ソース。
驚いたのが、このメニューが偶然来店したアメリカ人のお客さんとの会話から生まれたということ。その方がかつて「The Apple Pan」で働いていたそうで、レシピのヒントを教えてもらったことがきっかけなのだとか。
偶然お店を訪れたお客さんとの会話から、1つのメニューが生まれるっていうストーリーも素敵です。そんな話を気さくに聞かせてくれる店主さんの人柄も、このお店の魅力でした。
ポテトまで美味しい店は、やっぱり強い

ハンバーガーが美味しいお店はたくさんありますが、「また来たい」と思うお店は、ポテトまで抜かりありません。
セットのフレンチフライは細長いタイプで、外はカリッと軽い食感。うっかりしていたら、一気に食べ終わってしまうのではないかというくらい、やみつきになる味わいです。
添え物というより、ハンバーガーと一緒に完成する大切な存在。濃厚なハンバーガーを頬張り、合間にポテトをつまむ。このリズムが心地よく、最後まで飽きずに楽しめました。
ポテト好きの方なら、ぜひこのポテトの食感も存分に味わってほしいと思います。
「スマッシュバーガーって美味しい!」その答えはここに

食べる前までは、「スマッシュバーガーって流行っているんだな」くらいの印象でした。でも食べ終わった今は、「なるほど、これは人気になるはず」と素直に思えます。
香ばしさ、肉の旨み、シンプルだからこその完成度。そして店主の経験や、人との出会いから生まれた限定メニューまで、「THE BULLITT STAND」さんには、”このハンバーガーを食べるべき理由”がたくさんありました。
スマッシュバーガーが気になっている方は、まずは大須の「THE BULLITT STAND」さんからスタートしてみてはいかがですか?きっと、そのカリカリ食感とジューシーさに驚くはずです。
INFORMATION
店名:
THE BULLITT STAND (ザ ブリット スタンド)
住所:
愛知県名古屋市中区大須2丁目23−34
電話番号:
052-684-5571
営業時間:
[モーニング]9:00〜11:00
[ランチ]11:30〜6:00
定休日:
木曜日
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。













