ナゴレコ
栄|独創性の光る料理とおもてなし。世界が認める二つ星のフレンチレストラン

栄|独創性の光る料理とおもてなし。世界が認める二つ星のフレンチレストラン

こだわりとおもてなしの空間と上質な料理の数々「Reminiscence(レミニセンス)」

そのお店こそ、中区栄のReminiscence(レミニセンス)さん。

個人的に10回目の今回はミシュラン獲得後の初訪問。

地下鉄でしたら、伏見か矢場町で下車して徒歩8分。車の方はコインパーキングはたくさんあります。

有名なパン屋「乃がみ」さんの真上にあります。

レミニセンスさんはランチもディナーも一種類のみ。

ランチが6,500円。ディナーは13,500円です。どちらも、税、サービス料は別です。

テーブルのセットもすっきり。

店内は、明るくて、余分な飾り付けが無いシンプルさです。

 

さて、ワインが飲める方はペアリングをオススメしますが、私達は飲めないので、私はいつもハーブやライムの入った、見た目も爽やかなノンアルコールカクテル。友人はノンアルコールワインです。

テーブルの上には、本日のセットリストがあります。

 第一章   〜余韻〜

・雲丹

葛粉チップの上には塩水雲丹。フィンガーフードです。いつもここからスタートです。

・玉蜀黍   

とうもろこしのスープ。とうもろこしがこんなに色々な表情を見せてくれるとは凄いです。

アイスやミルクのエスプーマ、コーンのムースも入った自然な甘さのスープ。

・鱧

丁寧に骨切りをした鱧をフリットにして、冬瓜とシグレットのソース添え。アクセントにヨーグルトクリーム。上にはオカヒジキとマイクロパクチーです。

鱧が、こんな頂き方があるとは…驚きです。

・フカヒレ

大きなフカヒレの煮込みを葛粉でフライにしてあります。

スッポンのスープで煮込んだ野菜と黒トリュフを共に。フカヒレが柔らかく煮込んであり、トロっと溶けてしまいます。

 第ニ章  〜記憶〜

・鰻

これもレミニセンスを代表する一皿『鰻の白焼き』です。鰻の白焼きにジャガイモのピューレ、本わさび。そして、水ダコのカルパッチョです。

本物に拘る葛原シェフは、有名店で鰻の焼きなどの修行まで積まれたとか。

 

・肉

 

ホロホロ鳥のローストです。右が胸肉、左はもも肉です。ズッキーニのフリット添え。八丁味噌のソース、ホロホロ鳥のソースがけです。

ホロホロ鳥、初めまして♪

柔らかくて、匂いも無いし、鶏肉より鳩より好きです。

 

第三章  〜安堵〜

パイナップル

アヴァンデセールはパイナップル。パイナップルのふわふわかき氷とパイナップルのムース、ソルベ、エルダーフラワーのジュレが一緒に。葛原シェフは手品師のようです。

 ・桃

グランデセールはフロランタンにピスタチオのスポンジケーキ、ギモープ。ミルクティーのアイスクリーム。

フレッシュピーチにマスカルポーネとメレンゲのクレームダンジュです。クレームダンジュの食感と味が後を引きます。 

そして、デセールの前に、お願いしておいたバースデーケーキ。

美しい文字でハッピーバースデーと書いてあり、レミニセンスさんで向かえるバースデー3回目ですが、美しいケーキが嬉しいです。このデコレーションケーキはピーチのショートケーキです。

ドリンクはジムランコーヒーのブランドとカフェラテ。

 

終章  〜追憶〜

ミニャルディーズは、葛原シェフが幼い頃の思い出の味。

今回は、雪見大福とプッチンプリン。

この気取らなさが大好きで、いつもここでホンワカします。 

記憶に残る、記憶を呼び覚ます味わいを是非ご堪能あれ。

レミニセンスとは、その直後よりも、一定時間が経ってからのほうがよく記憶を想起できること。

だそうです。日が経っても記憶の奥底に刻み込まれる葛原シェフの技がお料理の香りや味までも、まざまざと蘇るのは、これがレミニセンスなのだと実感するのです。

 今では、すっかり予約困難なお店になりました。

名古屋を代表するモダンフレンチの銘店のレミニセンスさん。

 

名古屋のフレンチを語る上では外せません。

世界が認めた葛原ワールドをぜひ体感してください。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

INFORMATION

店名
Reminiscence(レミニセンス)
住所
愛知県名古屋市中区栄2-15-16 コンフォート栄 2F
電話番号
052-228-8337
営業時間
ランチ 12:00~13:00(L.O.) ディナー 18:00~19:30(L.O.)
一人当たりの予算
¥9,000〜
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