ナゴレコ
八田|住宅街に佇む、予約必須の天ぷら屋さん

住宅街に佇む、予約必須の天ぷら屋さん「旬彩 天ぷら 心来(しんら)」

地下鉄、近鉄、JRの八田駅から徒歩5分以内。お車の方は専用駐車場があります。周りは住宅街です。

こちらの心来(しんら)さん。

大人気のお店で、週末の予約はかなり困難です。

今回は、三カ月前に来店した際に予約を入れた土曜日の夜の訪問です。

四月から500円ずつ上がりましたので、5,500円、8,500円、10,500円のコースから今日は真ん中のコースを頂きます。お品書きはありませんので大将が今日の天ぷらのラインナップをお皿に盛り付けて見せてくださいます。

 

鰆、雁足(がんそく)、こごみ、新筍、車海老、茄子、穴子、白魚の大葉巻き。

金目鯛、ホタテ、ハマグリ、稚鮎、生麩(蓬麩)、タラの芽、コシアブラ。

ドリンクは、お酒が飲めないので緑茶を頂きました。アイスの緑茶は税込540円です。

さぁ、いよいよ始まりです。

お口取りは、鮪と蛍烏賊。

一人ずつ揚げたての車海老とクモ(車海老の足)と新筍が目の前のバットに来ます。

天ぷらは、岩塩、山椒塩、天つゆで頂きます。基本的には、好みで頂けば良いのですが大将が「塩でどうぞ」とか「天つゆが合うよ」と教えてくれます。

車海老はもちろん岩塩で。プリプリの車海老は、先程まで活きていましたから新鮮。

コシアブラが山菜の女王で、タラの芽は山菜の王様だそうです。これが春の香り。コシアブラは、市場にあまり出回らない山菜だそう。

熱々、揚げたてにレモンを絞って頂きます。タラの芽より、香りが濃いような?(笑)

シラウオの大葉巻き。シラウオがトゥルンと蕩けてしまいました。

お次は大好きな蓬麩。これは、大根おろしと天つゆで。

稚鮎。頭からがぶりです。お腹のほろ苦さが美味しい逸品。

ホタテ。この絶妙な揚げ具合。ホタテの香りがお口の中で広がります。

ここで、低温で30分かけて揚げたサツマイモ。金時芋とシルクスイートです。

美味しいに決まってます。大好き!

ここで、フレッシュサラダ。フランス料理のグラニテの役割りですかね。お口の中を冷んやりとリフレッシュです。

ドレッシングも自家製ですけど、何で作っているかは是非お店で当ててください。

ハマグリ。ハマグリの天ぷらは、殻から外して殻を下茹でしてから殻ごと衣を付けて揚げるんだそう。

この一手間を掛けることで、ハマグリの貝殻が油の中で爆ぜたりしないそう。

こんな大きなハマグリは初めて。

続いては、山菜の代表とも言えるコゴミと雁足。雁足もお初ですけど、アクや苦味の無い食べやすい山菜でした。

鰆の桜巻き。塩漬けした桜葉を塩抜きして鰆を巻いています。ぷーんと桜の香り。

茄子

金目鯛と穴子

※うっかり穴子は食べてしまいました(笑)

生ウニ

個人的には一番美味しかった!生ウニ!前回は牡蠣が美味しくて美味しくて牡蠣をお代わりしちゃいましたけど…お芋が食べられず持ち帰りましたので今日は我慢。

そして、〆の天丼。天丼にはかき揚げと車海老、卵の黄身。黄身がトロトロで、これがまた美味しい。お腹ははち切れそうなのに赤だしと天丼が美味しい。

最後は水菓子。オレンジ、りんご、チョコレートケーキ、いちごです。

これまた「苦しい〜〜」と言いながら食べちゃいます。

ふー、今日も美味しかった。今日のテーマは、

『心来で味わう平成最後の春爛漫』

春をとことん味わいました。

大将は、お客の食べる速度に合わせて丁寧に揚げてくださいます。

こんなにたくさん頂いても全く胃もたれもしないとは凄いです。

とても細かいところに気のつく方で話しやすい気さくな方ですから、また大将に会いたくなります。

お昼は、夜よりもっとリーズナブルだそう

お昼のコースも是非とも頂きたいですし、個人的には春・秋・冬は頂きましたから夏の天ぷらコースも頂きたいです。大将が、どの食材でどんな夏を表現してくれるのでしょう。この先の展開が楽しみで堪らない心来さんです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

INFORMATION

店名
旬彩 天ぷら 心来(しんら)
住所
愛知県名古屋市中川区八田町409 杉山ハイツ1F
電話番号
052-363-4774
営業時間
≪ランチ≫ 11:30~14:30(L.O.13:30) ≪ディナー≫ 17:30~22:00(L.O.20:30)
定休日
日曜、祝日
一人当たりの予算
¥6,000〜¥9,000
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