上前津｜名古屋では珍しい「生鳴麺」がいただける昔ながらの町中華

豊富なメニューが嬉しいポイント。名古屋では珍しい生鳴麺（もやしそば）がいただける昔ながらの町中華「香蘭園」

最寄りは上前津駅

今回訪問したのは上前津駅9番出入り口から徒歩5分ほど、大須商店街のなかにある「香蘭園」さんです。矢場町駅からは徒歩10分ほど、栄駅からも15分ほどで歩いて行けるので、立地抜群です◎

外観はザ・中華料理屋！という見た目。はじめて見たとき、私の中の中華料理屋のイメージとドンピシャでびっくりしました。
余談なのですが、中華料理屋の看板ってだいたい赤色と黄色が使われていますよね。ずっとなぜだろうと気になっていたので調べてみると…。

赤色：めでたい色、縁起のよい色とされ、中国を代表とする色。

黄色：中国では昔から高貴な色とされていて、最も尊い色として昔から皇帝の服の色に使われてきた。

という意味合いがあり、赤色と黄色が多く使われているようです。（諸説あり）
中国の国旗のイメージもあり、この色の組み合わせを見ると中国を連想してしまいます。

店外には食品サンプルとランチメニューの看板が。平日と土曜日はお得なランチメニュが用意されています。サンプルをみるだけで入る前からおなかがすいてしまいますね。

中に入ると、6人がけのテーブルが3つと、4人がけのテーブルが4つあります。

おすすめ4種類をはじめとする豊富なメニュー

メニューの数が豊富すぎたので泣く泣くこの2枚に絞りました。全メニューに写真がついているのは選びやすくてありがたい！ひとつひとつに詳しい説明があり、すごく親切なメニューだなと感じました。
麺類だけでも16種類あり、きいたことのないメニューもちらほら。やっぱり選ぶのは楽しくてわくわくしますね。

名古屋では珍しい？生鳴麺

●生鳴麺（もやしそば）930円（税込）

このお店の1番人気、もやしそばです。最初に名前を聞いたときは、ラーメンの上にもやしがトッピングされている料理なのかな？と想像していましたが、メニューには「もやしを餡かけにして醤油・コショウでスパイシーに仕上げています」との表記が。なんとなく全貌が見えてきたところでもやしそばが到着！

麺が見えないほどもやしの餡かけがたっぷりとかかっています！

餡にはモヤシ、ニンジン、キクラゲ、ピーマン、豚肉がはいっていて、ボリュームたっぷり。醤油ベースの濃いめの味に、胡椒のスパイシーさがよくマッチしています。
そろそろ麺も食べたいな…と思い、発掘してみるとやっとご対面！

麺は少し太めの中華麺。もちもちとしていて、餡とよく絡んで食べ応えがあります。餡かけの下は普通のスープが入っていて、餡かけ→普通のスープ、普通のスープ→餡かけの切り替えは普通のラーメンではないことなので、少し戸惑ってしまいました。（笑）

もやしの餡と麺でかなりおなかがいっぱい。

頼まずにはいられない！天津飯

何を隠そう、筆者は大の天津飯好き！！中華料理屋にいくとほとんど天津飯を頼みます。ということで、香蘭園さんの天津飯も頼んでみました。

●天津飯 930円（税込）

運ばれてきた瞬間から甘酢の匂いが食欲を刺激してきます。
一口食べてみてびっくり！いままで食べてきた天津飯の中で、1番卵のふわふわ感がちょうどいい！固すぎず、とろとろ柔らかすぎることもなく、とにかく「ちょうどいい」んです。私の好みのど真ん中を突いてくる天津飯に出会えるとは…と考えながら食べていたらあっという間に最後の一口まで食べ進めてしまいました。

餡がたっぷりとかかっていたので、最後までたっぷりと絡めて食べることができたのも嬉しいポイント。卵にはネギがはいっていて、時々シャキシャキする感じもおいしかったです。

一緒についてきたスープは、優しい醤油味でシンプルなおいしさでした。

昔ながらの町中華で元気をチャージ

おなかいっぱいで「ごちそうさまでした！」と店を後にしようとすると、表にいる店員さんだけでなく、奥の厨房の方からも「ありがとうございました！」「またどうぞ！」という威勢のいい声がたくさん飛んできて、なんだか幸せな気持ちになりました。

名古屋では珍しいもやしそばと共に、こころもからだもエネルギー満タンにしてみてはいかがですか？

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。