レシピ|名古屋の「濃くない」伝統の味をアレンジ!「志の田風ころあんかけ」

レシピ|名古屋の「濃くない」伝統の味をアレンジ!「志の田風ころあんかけ」

ナゴレコレシピライターのSwindです。
夏もいよいよ終盤戦、とはいえまだまだ暑い日が続いていますよね。

しかし、お盆も過ぎてそろそろ懐が寂しいという時期。
ということで、今日は「お値打ちながらに冷たく美味しいアレンジ名古屋メシ」をご紹介します!

今回取り上げる名古屋メシは「志の田」。白しょうゆベースのつゆにうどんやきしめん、そばを合わせ、刻んだ油揚げ、ネギ、蒲鉾を載せたシンプルな料理です。
名古屋のうどん屋さんならたいてい置いてあるメニューの一つですが、実はこちらも地味に名古屋メシだったりします。というより、あまりにも普通にあるので、最近まで「名古屋メシ」と思われていなかった一品です。

そして、材料をご覧いただいての通り、かなり「お値打ち」。
ということで、今日はまだまだ暑い夏ということで、この「志の田」をアレンジした冷たい「ころあんかけ」レシピを二品ご紹介いたします!

家計の味方! 「ナゴレコ流・志の田ころあんかけ」

【材料】(二人分)

【具材】  
油揚げ 3~4枚
かまぼこ 一本の半分程度
長ネギ 1~2本
【あん】  
白だし 大さじ2
だしの素(顆粒) 大さじ1
砂糖 大さじ1~1.5
みりん 大さじ1~1.5
400ml
片栗粉 大さじ1
水溶き片栗粉用の水 大さじ1 
チューブしょうが(お好みで) 2~3cm程度
【ころ麺バージョン】  
冷たいうどん(きしめん、そば、そうめん、冷麦などでもOK) 2人前
【なすあんかけバージョン】  
なす 3~4本
小さじ2~3
サラダ油 適量

【作り方】

1.蒲鉾は1本の半分を6~8枚ぐらいにスライスします。

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2.長ネギは斜めにカット。大き目の方がおいしいです。
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3.油揚げは熱湯をかけて油抜きしてから、6~8つ程度に刻みます。
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4.【あん】の材料のうち、水溶き片栗粉とチューブ生姜以外を全て合わせ、軽く沸騰させます。
 沸騰したら弱めに火を落とし、蒲鉾と油揚げを入れ、一煮立ちさせてからネギを入れます。
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5.軽く炊いている間に水溶き片栗粉を用意。
 大さじ1の片栗粉に対して大さじ1の水を入れて溶いておきます。
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6.ネギがしんなりしてきたところで火を止めて、鍋をかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れます。
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7.そのまましばらく冷まして粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。ボウルに移してもOKです。
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8.冷たい麺を皿に盛りつけ、冷やした庵を上からかければ完成です!
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9.さらなるアレンジとして【揚げ茄子の志の田ころあんかけ】を提案!
 なすはヘタをとってから大き目のざく切りに。
 ボウルの中で塩(分量外)をまぶしてしばらく置いておきます。
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10.フライパンに多めのサラダ油を入れ、よく温めます。油は底にたまる程度が目安です。
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11.茄子から出てきた水分を軽く絞り、多めの油を入れたフライパンで揚げ炒めにします
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12.こんがり焼き目がついたらバットに引き上げます。
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13.茄子を皿に盛りつけ、上から冷やしておいたあんをかけて完成です!
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この名古屋めし、ココがポイント!

あんを上手に作るには、「水溶き片栗粉は、水:片栗粉=1:1」「火を止めて、鍋をかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れる」の2点がコツ。

今回は「冷たい麺」と「揚げなす」の2つのバージョンをご紹介しましたが、応用次第でいろんな料理にはせいできると思います。お値打ち食材ばかりでボリュームのある仕上がりになりますので、ぜひお試しいただければ幸いです。

 

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